三崎教会 週報 8/7

2016年  8 月  7 日   週  報 No.32
日本キリスト教団 三崎教会                
三位一体後第11主日   主 日 礼 拝    順序 (午前10時30分)  
                 司会 松本設子      奏楽 伊勢田宏子                                    
前奏                  
招詞       詩編 107:17〜19     (旧) P.948
讃美歌          24(たたえよ、主の民)     一同
主 の 祈 り                           
交読詩編                46       
聖      書  エフェソの信徒への手紙 2:4〜10 (新)P.353
祈  祷
讃美歌        57(ガリラヤの風かおる丘で.)   一同        
信仰告白
説教    「神の想いを実現する群として」  佐藤千郎牧師
祈      祷 
讃  美  歌           513(主は命を)        一同
献金  
頌栄          25(父・子・聖霊に)        一同
祝      祷
後      奏  (礼拝当番) (今週)
               (次週)               
◎ 教会学校礼拝(午前9時30分)         
      「十の決まり」 出エジプト記 19:〜、20  
         14(うれしいあさよ) 46(やまにはけわしい)   
          ▲先週の集会    男   女   計                        
            礼   拝   3    36  39
           教会学校     1       1   (教師 ・父母7 ) 
   (教会住所)三浦市城山町4−4 
        牧師(代務)生野隆彦   伝道師 進 宏一  
  (電話・FAX) 046-881-7923   (e-mail) fgmfg320@ybb.ne.jp


(聖句)なぜなら、わたしたちは神に造られたものであり、しかも、神が前もって準備してくださった良い業のために、キリスト・イエスにおいて造られたからです。わたしたちは、その善い業を行って歩むのです。
                       エフェソの信徒への手紙 2:10                                                     
(今日の言葉) 神は、互いの交わりが相手の祝福になるように、キリスト者を通して善い業を行われます。キリスト者は神の愛・罪の赦しを信じ、そこに信仰の基を置いているからです。
(報告)○礼拝後、役員会を行います。
○先週の納涼会には、37名が出席しました。突然の豪雨で、食べたいも 
 のも食べられませんでしたが、朝早い時間から準備して下さった職員、   
 婦人会の方、手作り惣菜、果物、デザートを持寄って下さった方、ありが
 とうございました。
○在韓被爆者援護のための署名・募金を今年も行います。
○東湘南地区信徒大会:9月22日(木、秋分の日)、鎌倉教会(JR鎌倉駅 
 徒歩5分)、午前10時、講演 「慰めの分かち合い」 (原発事故後も、す 
 ぐ近くの福島県南相馬市の教会に留まり、今も礼拝を守り続けているお 
 話)、鹿島栄光教会、佐々木茂牧師。なお、礼拝説教は、「召された人へ 
 の思い」という題で、進宏一伝道師が担当いたします。
○教団を通した、熊本地震被災者への献金を継続しています。
○先の戦争における、日本の加害と被害を覚えます。8月6日は広島、9
 日は長崎に原爆が投下された日、15日は終戦の日です。
○礼拝堂では、静かにその日の聖書を読み、心を神に向けましょう。
厳しい暑さが今後続きます。礼拝中でも、扇子の使用、水分補給をしましょう。
体調が悪い時は、説教中でも席をはずして休んで下さい。
○日毎の糧(8/3)  「聖霊に満たされ、大胆に神の言葉を語りだした」    
 使徒言行録. 4:31 王や総督の意に添わなければ、死もありえました。 
 しかし弟子たちは恐れることなく、主イエスの言葉を語ります。今、弱い 
 人間には、とてもそんなことは出来ません。しかし、この世で苦闘する信
 じる者には、少なくとも、命の危険を顧みなかった、弟子たちと同じだけ
の力が、与えられているはずです。
次週礼拝予告  8月 14日(日) 午前10時30分
説教題 「命をつなぐ本当の食べ物とは」  進宏一伝道師
聖書   ヨハネによる福音書 4:31〜38、46〜54
讃美歌  120(主はわがかいぬし.) 152(みめぐみふかき主に) 



2016年8月7日・三崎教会 三位一体後第11主日礼拝

「今朝の礼拝説教の流れ」               佐藤千郎

○主イエス・キリストは、死後誰とも会うことなく天に帰られたのではありません。主イエスは語りかけるお方としてお甦りになり、弟子たちだけでなく、今も私たちに語りかけておられるのです。(参照:コリントの信徒への手紙一15章3〜10) 
キリスト教を迫害していた最中、甦りの主イエス・キリストに出会ったパウロは、主イエスの招きに応え、残りの生涯を、誕生間のないキリスト教の伝道に捧げ、伝道の地には次々とキリスト教会が誕生しました。
○やがて、「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、……地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」(使徒言行録1章8節)と語られた主イエスの約束は、当時のイスラエルエルサレムからは想像することさえ出来なかった地の果て、三浦半島の先端・三崎でも実現し、キリスト教会が誕生しました。それまでに費やされた年月は1900年でした。このことは、主イエスは1900年語り続けられたこと、そして、その間主イエスのみ言葉に信頼を置く人たちが、途絶えることのなかったことを意味しています。さらに、三崎教会創立以来、一度も中断されることなく続けられている主日礼拝に、途絶えることのない神の選びによって形成されていく教会の姿を思わざるを得ません。
○神に選ばれ、神によって新たにされた人たちによって形成されているキリスト教会の存在が、如何に大きな出来事であり、どれ程深い意味を含んだものであるか、天地創造にまで遡って論じているのが、エフェソの信徒への手紙です。「天地創造の前に、神は私たちを愛して、ご自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました。イエス・キリストによって神の子にしようと御心のままに前もってお定めになったのです。」(エフェソ1章4〜)
○「善い業を行って歩む」ことがキリスト教会に期待されています。善い業とは礼拝をささげることであり、キリストにおいて、ひとつになることです。
 ひとつになると言うことは、相手の祝福となるように振る舞うこと、換言すれば、相手の内に隠れている良いものを引き出すために、自分に与えられた賜物を生かすことです。それは、自分にも、相手にも、神の愛、罪の赦しを信じる中で生まれる振る舞いです。神が前もって準備してくださった教会こそが、善き業が生まれる現場であり、平和への原点、出発点に他なりません。