三崎教会 4/2 聖書の救いの言葉
「キリストは御子であるにもかかわらず、多くの苦しみによって従順を学ばれました。」
ヘブライ人への手紙 5:8
従順とは、不条理な世界の中にあっても、なお、神に聴き、そしてみことばに従うことです。
それは、苦難を通して研ぎ澄まされた信仰の実に他なりません。
「何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から行いなさい。」
コロサイ 4:18
自分の愛するように、他人を愛せと言われても無理な話です。
しかし、もし主イエスの為に他人にしなさいと言われれば、
信じる者には出来るかもしれません。
2017年4月2日・三崎教会 受難節第5主日礼拝
「今朝の礼拝説教の流れ」 佐藤千郎
○受難節(レント)に入り五番目の日曜日、受難節第5主日を迎えました。来週9日は棕櫚の日曜日と呼ばれ、この日から4月15日までの一週間が受難週、来来週の4月16日が復活祭(イースター)です。
前回(3月5日)の礼拝では、主イエスはわたしたちの大祭司で、わたしたちの弱さを思いやることの出来るお方であることを学びました。
わたしたちに与えられた大祭司、神の子イエスは人生の同伴者、そして何よりも、神とわたしたちとの間に入って、わたしたちのためにうまく折り合いを付け仲裁をして下さるお方です。だから、私の人生、即ち救いへの道は、ただ開かれているだけではなく、その道を私と共に歩き、導き、私のために弁護し、支払うべき賠償を自分の命を代償として差し出してまで支払い、同伴者としての責任を果たして下さるお方が、共に歩んで下さっている道、真の平安へと導かれている道なのです。
○神の子イエスは「肉において生きておられたとき、激しい叫び声をあげ、涙を流しながら、ご自分を死から救う力のある方に、祈りと願いとをささげ」(ヘブライ人への手紙5章7節)ながら、「従順を学ばれました。」(同上5章8節)
「荒れ野の誘惑」(マタイによる福音書4章1〜)では、極限まで己を無力な存在とし、肉体の支えをすべて断ち切り、何ものにもすがらず、すべてを神に委ねる姿勢を貫かれ、神の言葉への従順を示されました
また、十字架の出来事、特に「ゲッセマネの祈り」(マタイによる福音書26章36〜)と「十字架上でのイエスの叫び」(同上27章45〜)では、神の言葉に従って、「私の願いどおりではなく、御心のままに」(同上26章39節)生きることが、「心は燃えても、肉体が弱い」(同上26章41節)ことを知ることでもあることを、十字架を担うご自身の生き様を通して示されました。
○主イエスは従順を強制されることはありません。わたしたちの弱さを知り尽くした上で、「わたしが神の言葉に信頼し、神の言葉に委ねて生きたように、あなたもこの私と一緒に歩んでみませんか。」と呼びかけておられるのです。ヘブライ人への手紙で大祭司と表現される主イエスは、今日の箇所で「永遠の救いの源」と呼ばれています。苦難を通して研ぎ澄まされていく信仰の実は、救いの源である大祭司イエスが、わたしたちに語りかけておられるみ言葉のひとつ一つに約束されているのです。
2017年 4 月 2 日 週 報 No.14
日本キリスト教団 三 崎 教 会
受難節第5主日 主 日 礼 拝 順 序 (午前10時30分)
司会 松本設子 奏楽 伊勢田宏子
前奏
招詞 詩編 115:4〜8 (旧) P.955
讃美歌 29(天のみ民も) 一同
主 の 祈 り
交読詩編 84
聖 書 ヘブライ人への手紙 5:7〜10 (新)P.406
祈 祷
讃美歌 443(冠も天の座も) 一同
信仰告白
説教 「キリストのお苦しみに学ぶ」 佐藤千郎牧師
祈 祷
讃 美 歌 504.(主よ、み手もて) 一同
献金
頌栄 24(たたえよ、主の民) 一同
祝 祷 (礼拝当番) (今週)
後 奏 (次週)
◎ 教会学校礼拝(午前9時30分)
「イエス様の裁判」 ヨハネ 18:19〜19:16
114(どんな時でも) 120(小さい命が)
▲先週の集会 男 女 計
礼 拝 7 30 37
教会学校 3 3 (教師 ・父母11)
(教会住所)三浦市城山町4−4
牧師(代務)生野隆彦 伝道師 進 宏一
(電話・FAX) 046-881-7923 (e-mail) fgmfg320@ybb.ne.jp
(聖句) (報告)
○ 本日、役員会を行います。
○ 2017年度 三崎教会 教会総会 (日時) 4月23日(日) 礼拝後
(議題)①事業報告、事業計画の件②会計決算、会計予算の件③役員選
挙の件⇒教会員兄姉は必ず出席願います。委任状は受付にあります。
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○ 3月1日〔水〕(灰の水曜日)より40日間は四旬節(レント)と言い、
キリストが荒野で断食をされた40日間にちなんで定められています。
この期間は主の受難を覚え、克己、修養、懺悔に励み、復活日(イ-スタ
ー)を迎える準備をする期間とされます。
○ 「受 難 週」 棕櫚の主日 4月9日(日)より一週間
洗足木曜日(13日)、受難日(14日)
○ 「 復活日」(イースター)は 4月16日(日)です。
◎ 洗礼のすすめ
「あなたたちが、心変わりして主を離れないために」 申命記11:16
イースターに、洗礼を受ける方は、お申出下さい。
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○ 日毎の糧(3月27日次週礼拝予告 4月 9日(日) 午前10時30分
説教題 「十字架の周辺」 進宏一伝道師
聖 書 ヨハネによる福音書 19:28〜30
讃美歌 529(主よ、わが身を) 575(球根の中には)