三崎教会

2014年 10 月  19 日    週  報 No.42
日本キリスト教団 三崎教会                
三位一体後第18主日 主 日 礼 拝  順序 (午前10時30分)  
              司会 木村諭   奏楽 伊勢田宏子                                 
前奏                     
招詞       詩編 65:8〜9 (旧) P.897          
讃美歌          29(天のみ民も)       一同
主 の 祈 り                          一同 
交読詩編             98
聖      書    マルコによる福音書 12:28〜34 (新)P.87
祈  祷
讃美歌        514(美しい天と地の造り主)     一同        
信仰告白
説教       「神の愛、隣人への愛」 佐藤千郎牧師     
祈  祷
讃  美  歌         544(イエスさまが教会を)    一同
献金  
頌栄         24(たたえよ、主の民)    一同
祝      祷
    (礼拝当番) (今週) 
         (次週) 
◎ 教会学校礼拝(午前9時30分)         
「ペトロ」 ルカによる福音書 5:1〜11     
99(せいしょはてんから) 103(どんなにちいさい)
       ▲先週の集会       男   女   計                        
      礼     拝          4   35   39
      教 会 学 校              2 (教師 ・父母8) 
       (教会住所)三浦市城山町4−4 牧師(代務)生野隆彦
                           伝道師   進宏一  
(電話・FAX)046-881-7923   (e-mail) fgmfg320@ybb.ne.jp



(聖   句) 
「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。第二の掟は、これである。隣人を自分のように愛しなさい。」   マルコによる福音書 12:30〜31
(今日の言葉)
 神を愛する人は隣人を愛します。隣人は、わたしにとってそうであるように、神によって生かされ愛されている人だからです。神が創られたいのちはすべて、神にとって大切ないのちです。いのちを大切にしていくこと、それが神を愛することと重なるのです。  

(報  告)
○役員会報告①牧会・教勢②会計③前月議事録承認④60周年記
念行事反省、記念誌作成予算⑤シュレッダー購入、1.5万円⑥キャンドルサービス外部向案内作成、伊勢田姉⑦バザー準備⑧永眠者記念会
○今年のバザーは、11月3日(月、文化の日)、11:00〜14:00、小羊保育園、羊の家を会場に行われ、関係者の方が準備を進めています。教会は、赤飯、お汁粉、フリーマーケット等に参加します。
○10月5日、三崎教会・三崎二葉保育園創立60周年記念行事には、多くの方が参加し、またお手伝いくださり、ありがとうございました。
○裏面に9月会計報告が記載されています。ご覧下さい。
○創立記念特別献金のお願い:記念誌作成等のため、献金をお願いいたします。献金袋は受付にあります。10月5日現在の献金額は、105口、114万4千円です。詳細は後日報告いたします。
○病気等で長期間出席できない兄弟姉妹を覚え、お祈り下さい。
○讃美歌は、体調によっては、お座りのままお歌い下さい。
礼拝への備え 礼拝堂に入ったら、声を掛け合う以外のお喋りをせず、その日の聖書を読み、心を神に向けて開始を待ちましょう。  

次週礼拝予告 10月 26日(日) 午前10時30分
説教題  「心に書かれた推薦状」  進宏一伝道師  
聖  書  コリント信徒への手紙 二 3:1〜18 P.327
讃美歌  17(聖なる主の美しさと)218(日暮れてやみはせまり)


2014年10月19日・三崎教会 三位一体後第18主日礼拝

「今朝の礼拝説教の流れ」               佐藤千郎

○今朝の聖書のみ言葉は、ひとりの律法学者と主イエスとの対話です。律法学者は聖書について詳しく研究し、かつ律法の教えに忠実に従っている真面目な人たちでした。ただ主イエスとはしばしば対立し、主イエスも律法学者を言葉厳しく非難されています。正しく生きようとする人の中に宿る「原罪」を気付かせるためです。
 律法学者は「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか」とイエスに尋ねました。
律法の掟を守ろうとする熱心の余り、いつのまにか律法が命じる行為に込められた精神より、細則を守ることに気を奪われてしまうからでしょう。
 イエスの答えは明確でした。「第一の掟はこれである。『イスラエルよ、聞け、わたしたちの主である神は、唯一の主である。心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』第二の掟は、これである。『隣人を自分のように愛しなさい。』この二つにまさる掟は他にない」と。イエスは、神を愛することと隣人を愛することとは,決して分離されるものでなく、表裏一体であることをお話になったのです。
 律法学者はそのことを理解しました。これこそ、律法学者が聞きたかった正解だったからでしょう。
○律法についての正しい理解を、自らの人生を通して実証したのが使徒パウロです。彼は、幼いときから律法と共にあり、律法に関する学びを極めたスペシャリストであり、かつ「律法の義については非のうちどころのない者」としての自信に生きていた人間でした。ところが人生半ばでイエス・キリストと出会い、キリスト教に回心、伝道者として活躍し、キリスト教信仰の真髄を伝える手紙を多く残しています。
 「人を愛する者は,律法を全うしているのです。……どんな掟があっても『隣人を自分のように愛しなさい』と言う言葉に要約されます。」「律法学者」から「キリスト教徒」に回心したパウロの信仰の結論です。
○神に創造された私たちの暮らしの原点は「愛」にあります。神に愛され,生かされているからです。わたしたちは、愛するために,そして愛されるために暮らしています。その暮らしに,神さまが願っておられることは、自分ではなく,神と隣人に重点を置いて生きることです。今、私と出会い,私と向き合っている人、その人こそ、私に愛されるために神から遣わされた「隣人」にほかなりません。